最強のオカマ

組事務所に一人のちょっと見のいい女性が入ってくる。
女「Noriちゃんいる?」
リョウマ「へい。組長なら2階ですが、、。」
女「あらそう。じゃあ勝手に上がるわね。」
そういうと女は2階の組長室に上がっていく。
リョウマ「組長の情婦か?組長は女マジで好きだからなあ。むふふ。」
ダック「でもよ。今の女性すね毛濃くなかったか?ストッキングからはみ出るくらい。」
リョウマ「じゃあオカマ?うちの組長は両刀使いか?」
黙って若い二人が話しているのを聞いていたデュオがゆっくりと口を開く。
デュオ「お前ら知らなかったのか?あの人は『紫怒2』さん通称『血色薔薇のシド』と言ってな、3度の飯より血を見るのが好きらしんだ。別の組の若頭を務めていた程、俺達なんて足元にも及ばねえ人だよ。」
リョウマ「で、オカマなんすか?」
デュオ「余計な詮索はしねえ方がいいぞ。あの人をオカマと言って切られた奴は敵味方でゴマンといるからな。」

一方、組長室では
Nori「姐さん。今日はどんな御用で、、。」
シド「今日はNoriちゃんとお酒でも飲もうと思ってね。」
棚からブランデーを取り出すNori。
Nori「姐さん、これ好きでしたよね。」
シド「ノン。それは好きだけど今日は盃で飲み交わしたいなーと思って来たんだよ。」
Nori「まさか姐さんがうちの組に来てくれると、、、。」
シド「Noriちゃんさえよければ、お世話になろうかと、、。駄目?」
Nori「とんでもない。願ったり叶ったりですよ。姐さんなら百人力ですよ。」
シド「うれしー。だからNoriちゃん好きよ。」
と言ってNoriにキスしようとするシド。
Nori「あ、あ、姐さん、それだけは遠慮します。」
と言って抵抗するNori。
この攻防戦の結果は誰も知らない。

そんなこんなで新たな頼りになる仲間がまた増えた。
襲撃組組員総数9名