その男の名はmasa

組事務所にまた一人の男が訪ねてくる。
その男は組長室で話していた。
masa「Nori、お前本当に初代を張ったんだな。」
Nori「まあな。色々と大変だったけどな。」
masa「この世界で初代を張るってのは、揉まれるの判ってんだろうな?」
Nori「んなことは百も承知さね。ところでお前はしばらく行方不明だったよな?」
masa「この日のために男を磨いてたのさ。」
Nori「この日って?」
masa「戦い方は鋭いけど、こういうことには相変わらず鈍いやっちゃなー。」
Nori「???」
masa「俺に組長って呼ばせろってことだよ。嫌か?」
Nori「本当にいいのか?俺としちゃ嬉しい限りだが。」
masa「男に二言はねえ。」

組長とタメ口を利ける程、屈強な男が11人目として組に加わった。