2次会はメルボルン大襲撃

数人は早々と帰ったものの、未だ40名前後の連邦の組員は興奮冷めやらぬまま、2次会会場のメルボルンへと降り立つ。
思い思い街中で激しい銃撃戦を繰り返していく。
団体で制圧するものもいれば、1オン1で戦果を挙げるもの。
街中、街外で爆発音が聞こえる。
『襲撃組の皆は生き残ってるだろうか?』
ふと目の前にいるジオン組員を見るとさっきアデレードのパーティで落した奴がいる。
増援部隊が来たようである。
膠着状態になってきてそろそろ弾薬も尽きかける頃、ダガーさんから無線が各員に入る。
Dagger「全軍撤収!」
が、一斉退却とはいかず遅れてヤサに帰ってくるものがいる。
そのあとをジオン組員が追ってくる。
「待たんかコラー」
いち早くリペアを行い、弾薬を補給したリョウマがこれに立ち塞がる。
リョウマ「早くお前らはリペアして来い。俺がここで食い止める。」
遅れた面々「すみません。リョウマさん」
リョウマ「礼はいい。早く行って戻って来い。」
こうしてリョウマ&陸ジムは孤軍奮闘する。
リョウマ「これ以上先へはやらんぞー。あいつらを守るんだ。ぬおおおー」
早めにリペアし戦線復帰した組長、Mugen、シド、masaらが襲撃組員が見たものは、
単騎ながらジオン組員3機を道連れに崩れ落ちていくリョウマの陸ジムの姿だった。
Mugen「リョウマーーーーーーーーア」
Nori「てめーら、よくもリョウマを、、、、。生きて帰れると思うなよ!」
襲撃組、赤砂組が戦っているとリペアしたその他の連邦の組員たちも戦線に復帰する。
このヤサ近くの迎撃戦も勝利する。
この勝利は尊いリョウマの犠牲があってこそであることを忘れてはならない。

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引き上げの最中、最後まで異国の地のメルボルンで愛を語り合っているものがいた。
顔見知りのSとわが組のシドの姐さんだ。
S「僕はこんなに君のこと思ってるんだよ。君も心も身体も素顔になるんだ」
そういってSは素っ裸になり、筋肉美を見せ、シドに求愛する。
一瞬、頬を赤らめ恍惚の表情をするシドだったが、、。
シド「これから襲撃組のいい男達とダーウィンでデートなの。ごめんね〜」
S「先約があるならしょうがないな。いつでも僕は待ってるよ。またいつか。」
悲恋の物語は今始まったばかりである。